「空いた穴があまりに大きすぎます」
ONE PIECEの尾田栄一郎さんが先日亡くなった鳥山明さんへ送った追悼コメントの一文。
私も多くの人と同じく、あの悲しい報せを知って数日間は喪失感に苛まれました。特に世代というわけでもないしファンというわけでもなかったのですが、実は先月初めてドラゴンボールを買って読みおわったばかりのところでした。
アニメの再放送では見たことがあったのであらすじは知っていましたが、原作をちゃんと読みたいと思ったのが先月のこと。そして当然のごとくこの歳で大ハマりしてしまいました。あらすじは知っているのに。
最近のわたしは絵の練習を毎日していて読んだ漫画の表紙を全て模写しているのですが、ドラゴンボールも全巻すべて模写しました。そこで知るのです。鳥山明という漫画家の画力の凄まじさを。何を今さらですが、模写しながら「すげえ…」の連続でした。特にメカニックと恐竜は凄い。何が凄い？何かわからないけど凄い。そうなってくると気になる！気になるぞ鳥山明！ということでアラレちゃんやその他の短編集も買おうかと思っていたところにこの訃報だったのです。
いま最も気になっていた人が突然この世からいなくなった。新プロジェクトに向けて動いてることを知って楽しみにしていた。気になる人の過去の未来も楽しめる！そんな昂ぶった気持ちでいたのです。本当に残念でなりません。死後の世界があってほしいと本気で思う。どうか向こうで安らかであってほしい。まだまだ描きたかったことを描いていてほしい。心よりご冥福をお祈りいたします。
