ふじの治療室

犬と鍼灸師

日々雑感(2022/11/22)

3メートルくらいある庭の木を2メートルにカットした。蜂の溜まり場にされていたのでずっとできなかったがようやく。今朝はそのカットした木々をゴミ収集場へ持っていったのだが、木を捨てるときは1回に4束までと決まっているらしい。8束あるので2回に分けることに。木は短くなったけど、切った木がなくならないとスッキリしない。


 


気候がちょうどよく、ドンの散歩が気持ちいい。近所の公園を渡り歩くスタイルで、今はどこも落ち葉の数がすごい。ドンがその落ち葉の中にダイブしていって「お前もきて遊ぼうぜ」と誘ってくる。年甲斐もなく一緒に落ち葉絨毯の上をキャッキャッ走り回っていると、通勤中の女性に笑われたり、ウォーキング中のおじさんに睨まれたり。そういえば自分もおじさんの仲間入りをして、恥じらいというものがだいぶ減ったなと思う。そうはなるまいと思っていたおじさんに近づいているのかもしれないが、気楽でよいではないか。人に迷惑さえかけなきゃなんでもいいかな。


 


“とにかく量をこなすことで、質は上がっていく”というようなツイートがバズっていた。この仕事に関していえば、ただ量をこなすだけではすぐに頭打ちになるんじゃないだろうか。目の前にいる1人への施術から何かを学び取ろうとする意識、これがないと上達はしないと言い切れる(経験則)。質を追求しながら量をこなすことが大事…と偉そうに言いながらも、現在の私は頭打ち状態なんですけどね。『すごい治療家』と言われる人たちは皆、患者さんの体をパッと見ただけで施術ポイントがわかるという。わたしは、パッと見て「なんとなくあの辺りかな」くらいである。ポイント=点だとすると、わたしの場合は面である。点で見える先生に言わせれば「多くの解剖学書を読むことで自然と見えてくる」とのことで、まさに数をこなせばと受け取れるが、もちろんそんなわけがない。目的を設定して、ひとつひとつ確かめて、一歩進んで二歩下がるみたいな地道なことやっていくしかないですね。それしか方法分かりませんし。


 


最近、サイボーグ009を読み始めた。1巻から特に何の説明もなくサイボーグの彼らが活躍している。萩尾望都先生のあとがきに「刑務所から脱走してサイボーグに改造された」というところから始まると書いてあるのだけど、そんな場面がないのはこれが文庫版だからだろうか?



アマゾンのレビュー見てみたら親切な(?)レビュアーが“実際の009からの誕生のスタートではない。始めから知りたい人は4が事実上の1巻”と書いてくれていた。これから4巻読むところでした。