ふじの治療室

犬と鍼灸師

『観察による歩行分析』


「パッと一瞬見るだけでカラダの状態が理解できるようになりたい!」と、この仕事に就く人なら誰しも思うわけですが、私も当然そうなのです。そこで初めて買った本がなぜかこの『観察による歩行分析』です。期待していたのものとは違ったのですが、学生時代の教科書を思い出すようなものでした。

しかし、パラパラと読み進めていると初めて知ることがチラホラ。例えば、施術の参考になったのがp.56の『足底圧の分布』で、立位姿勢ならびに身体動揺のコントロールに役立つ固有受容器メカノセプターの存在。ここから姿勢というものを考えていくにあたって「足の重要性」につながっていきました。私の施術が誰彼構わずやたらと足に執着するのはここから始まったのです(笑)。

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