先日、常連の方から相談があり、とあるご高齢の方の施術を引き受けた。正直なところ、あまり乗り気ではなかったのですが施術を終えてからは受けてよかったなと思ったのです。終えてからじゃないですね、もうその方が治療室に入って来た時からそう思いました。
というのも、その方の笑顔と笑い声がとても素敵だったんですよ。それだけ？これだけです。私は本当に単純な人間でして「好き」と言われたら好きになるし「嫌い」と言われたらすごく落ち込むし「ガハハ」と笑ってる人がいればつられて「ワハハ」と笑ってしまいます。自分でも呆れるくらい単純なので、自分という人間にはとうの昔に飽きています。もう自分以外にしか興味がない。人を観る仕事についていてよかった。毎日飽きませんから。
ちなみに施術を引き受けたくなかった理由は、自分には役に立てそうもないと思ったからなんですが、できる限り現状を把握して、できるだけそれを言語化してお伝えし、できるだけ刺激の少ない施術量で終えました。結果は非常に良好なようで、自分で壁を作っちゃいけないなと反省した日でした。
