私の施術は東洋医学や日本の古い整体、アメリカ発祥のオステオパシーなど色々な技術をごちゃ混ぜにしたものを自分なりにまとめて組み立てています。
その中で患者さんから質問されることが多いのが背骨の施術とツボを使って組織を緩めているときです。
背骨の施術は触れてるか触れてないかくらいの圧で行うため「気ですか?」と尋ねられることが多いですが違います。これくらいの圧が一番関節が動くのです。
そしてもう一つのツボ。主に体幹の筋肉を緩めるのに手三里と足三里というツボを使います。文字通り手と足にあるツボで体幹の大きな筋肉にアプローチしているので不思議がられることが多いのだと思います。
では、なぜこの三里が遠い場所に効果があるのか?
わかりません(笑)
私は先人の経験と知恵を拝借しているとしか言いようがありません。ですので尋ねられても「なんでなんでしょうね〜。不思議ですね〜」という返答になってしまうのです。何か面白い答えが来ると思っていた方はガッカリするでしょうね。ここがツボの魅力でもあるし、弱点でもあるのかなと思っています。
いつか医学がもっと発展して、東洋医学にもメスが入って、研究に研究を重ねていけばいつの日か「科学」というものに認められる日が来るかもしれませんね。