ふじの治療室

犬と鍼灸師

続けるは正義

「自分は1日の中で隙間を見つけては10分でも良いから読書を続けてきたんですよ。どんなに忙しくても10分なら毎日続けられる」寝ていると思っていた患者さんが突如話し始めました。私も彼と同じく毎日ちょっとでも良いからと思って読書をしています。私と一緒ですねと言おうとすると「でも最近は10分すらしんどいんですよ」と急に穏やかじゃない話に。「体力がないと隙間時間を有効に使うことができないって気付きました。しかも歳をとるごとにゲージが減ってる感じがする」おっと、これはウォーキング布教のチャンスだと思いきや「そこで先生を思い出したんですよ。歩きましょうってやつ」布教し続けてよかったと思った瞬間でした。今は会社帰りに最寄り駅を2つ前で降りて歩いているようです。彼は50代、体力低下を実感し始める年齢ではないでしょうか。

「歩きましょう」と言ってもほとんど誰も実行してくれないのですが関係なく言い続けていました。今も毎日言ってます。みんな動かなさすぎるから。施術で動ける身体を作っているのに勿体無いなと思っていますし、体の貯金(体力)はあるにこしたことないのですからね。これからも言い続けようと思ったのでした。